【わたくし事】マンガ家の生活、地味
マンガ家の生活は地味である
毎日マンガ描いて、ご飯食べて
たまに打ち合わせして
最近見た映画のだれそれがかっこいい、とか
いやいや渋さではやっぱりあの俳優でしょ、とか
そういう話して
寝る
マンガ家の生活はその繰り返しである
今日も今日とて
ちまちまマンガを描いていて
「ああ地味な生活だなあ」と
つくづく思った
もちろん地味が悪いわけじゃないよ
ただ
自分の作品のキャラたちが
一生に一度しかできない恋愛とか
人生を変えるような経験やら
まあなんやらかんやらで
ギャーとかキャーとかやってるのに
当の自分は凪みたいな状態で
せっせと線をひいている
この高低差で耳キーンする!!
中には派手でドラマティックな生活している
マンガ家さんもいると思う
特に昔のマンガ家さんはバブリーできらびやかな
生活をしていた人も多いだろう
だけど「マンガ家」という職業の性質上
どうしても机にいる時間が多く
机にいる時間は飲み会やパーティーや船上デートや
酔っぱらって器物損壊とかもできないので
やっぱり「マンガ家」には一定の
「地味生活」ハンデがかかるのである
それに「マンガを描く」というのは
コツコツスキルがものをいう
ダンスや歌手、役者さんのように
一発勝負よりの仕事ではないため
コツコツコツコツ
変化のないことをやり続ける生活に
耐えなければいけない
というわけで
マンガ家の生活は
非常に地味であるのだといえる
Q.E.D.
証明完了ーーーーーーーー
………………………………………………
………なんだんだよ!!!!!
私もたまには派手な生活送りたいよ!!!!
マノロブラニクでNY闊歩していろんな男と恋愛して
シャンパンでチアーズしたい!!!
突然強大な力を得て世界を救うことになりたいよ!!!
そういうのしたいよ!!!!!
自分が「自分」であることの意味を
最大限実感したいよ!!!!
…と魂で叫んでしまいましたが
だからこそ人は
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