【創作ヒント】キャラの内面は「匂わせ」で
今回noteの3行まとめ
・キャラの内面は「匂わせ」で効果的に
・読者を探偵にする
・「好き」って200色あんねん
「キャラ作り」で作家は一生悩んでいる
↑先日mtgを聴いていてなるほどな、と思った議事録。
「マンガはキャラだ」とよく言われる。
キャラさえ立っていればマンガは成り立つ。
「マンガ家になる」とは
「強いキャラクターを作る」とほぼ同義である。
だからこそキャラ作りは難しい。
少しづつ紐解いていく必要がある。
今回は上記のMTGで気づいた
キャラの内面を表すのは
「匂わせ力」が大事という話をする。
キャラの内面、言葉で説明しがち問題
これは私もよーーーくやるので耳が痛いのだが
キャラの内面をそのまま言葉にしちゃいがちなのである。
モブに「〇〇さんは優しいよね」と言わせちゃうとか。
モノローグで「悲しい…」とか言わせちゃうとか。
もちろんそういうキャラ設定ならそれでいい。
「思ったことをすぐ口に出しちゃうキャラ」とかね。
でも、複雑な内面を表現したいのに
言葉で説明しちゃうのはもったいない。
そこで大事になってくるのが演出。
演出技法もたくさんあるが
今日話したいのが「匂わせ」である。
言葉ではなく行動で匂わせる
例えば「厳しそうに見えてほんとは優しい上司」を描きたいとき
①モブに「あの上司はほんとは優しい人だ」と言わせる
②主人公が転んだとき、上司が「大丈夫か?」と声をかけてくれる。
③主人公が仕事でミスをしたとき、上司が叱ってくる。しかし
最後まで残業に付き合ってくれる。
より「キャラクター性」を感じるのはどれだろうか?
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