マンガ家・一秒のマンガや日記創作メモなどを更新。 描き下ろしマンガ『わたしの適切ならざる恋』10/1 ~毎週火曜連載開始! 登録すると過去に書いたマガジンの記事が全て読めます。
一秒@マンガ家
一秒のオリジナルマンガです
全然輝けない漫画家の日常発見あるあるエッセイ
創作論や日常エッセイなど雑記をラフに語ってます。
マンガ家の生活は地味である 毎日マンガ描いて、ご飯食べて たまに打ち合わせして 最近見た映画のだれそれがかっこいい、とか いやいや渋さではやっぱりあの俳優でしょ、とか そういう話して 寝る マンガ家の生活はその繰り返しである 今日も今日とて ちまちまマンガを描いていて 「ああ地味な生活だなあ」と つくづく思った もちろん地味が悪いわけじゃないよ ただ 自分の作品のキャラたちが 一生に一度しかできない恋愛とか 人生を変えるような経験やら まあなんやらかんやらで ギ
第1話は無料ですべて読めます。 【作者コメント】 読んでいただきありがとうございます。 ついに始まりました新連載! 今回直球のラブコメに挑戦して 気づいたことがあります。 恋愛物語のキモといえば「2人を分かつ壁」 そしてその壁はその時代性を映し出すもの。 身分制度が厳しい時代には身分違いの愛が 性別への偏見が厳しい時代には性別を超えた愛が 時代の風潮や空気感に如実に影響を受けるのが 恋愛物語なのだと思います。 そして現代 今の恋愛の壁は「適切さ」なんじゃないか
これまでの自分の作品を並べてみてふと気づいたことがある。 私の好き(得意)ジャンルは 「誰かが誰かに怖がりながらも少しづつ近づいていく話」だな、と。 在宅勤務子ちゃんではタク子がマホに レスられ熊ではくぅちゃんがギューちゃんに めんウサではケンタがミホちゃんに それぞれ怖がりつつも近づいて行っている。 ポイントなのは「怖がりながら」ってところだ 他人は怖い。正直怖い。何考えてるかわかんないし自分じゃないから怖い。別垢で悪口言われてるかもしんないし内心フンって思わ
こんにちは!漫画家の一秒と申します。 このたびnoteマガジンを始めることにいたしました。 新連載のマンガや創作メモ、日常記事などをちょこちょこ更新していきたいと思います。ここだけでしか読めないウラ話も書いていきますのでよかったらご登録ください(^^)/ ◆新連載「わたしの適切ならざる恋」 サムネにもあげてますが簡単な新連載の紹介です↓↓↓ ~あらすじ~ 主人公の森下さんは都内で働く31歳の女性。 社内の25歳の東(あずま)くんがなぜか気になってしまいます。 ですが
突然ですが自分の絵の3年前、1年前、現在と振り返ってみます。 結論から言うと「絵的には成長してない(!?) だが演出やストーリーは上達している つまり漫画力(まんがりょく)はアップしてる気がする」です。 結論なげえ。 この3年で分かったこと。 それは絵が成長したいとうモチベーションがないということ そもそも絵を描くのがめちゃくちゃ好きなわけではないということ 漫画家として致命的では??? でも物語を描くのは好きなのです。なのでなんとかマンガ業界にしがみついている日々。
SNSで連載していた在宅勤務子ちゃんというマンガが書籍化されます。 このマンガは昨年春ごろ1回目の緊急事態宣言が発表されたころ毎日SNSであげていた作品です。 正直自分としては完全なる時事ネタで終わると思っていたのですが、笑。 なんとnoteさん経由で書籍化の話を頂きました。 昨年秋ごろお話を頂いたときは、まさか発売する3月も緊急事態宣言が発令されてるとは思ってませんでしたね…。 書籍にはウェブ連載で書いていた緊急事態宣言の50日間と新キャラを含めた色んな立場から見
先日カフェに行った。客は私一人だけで、私はipadで藤子F不二雄の短編集を読んでいた。 すると陽気な外国人の店長に話しかけられた。 「会社休みなの?」「仕事何してんの?」「えーフリーランス?すごいね大学で学んだの?」「大学どこ?」 めちゃくちゃ突っ込んでくるなオイ。でも別に悪意は感じないし単におしゃべり好きなんだろうな。お客さんも他にいないし暇なんだろうな。 でも私は突然話しかけられてキョドッてしまった。あんまうまく話せなくてアタフタ逃げるように店を出てしまった。なん
煉獄さんみた? 私は見た。泣いたよね 泣いただけじゃなくて「キャラとは何か」ってヒントを得たんだ。せっかくだから書くね。 キャラは価値観 結論から言うと「キャラとは価値観」だ。価値観っていうと難しいけど「何を大切にしているか」ってことだ。 「キャラとは反応だ」という説がある。確かにそれも一理ある。 怖がりのキャラがいるとする。道端に落ちてる手袋にも怖がってたらそれは確かに「怖がりのキャラ」として認識される。でもこれだとただの反応マシーンだ。なぜそのキャラが怖がりなの
「マイッカな毎日」というゆるいキャラが出てくるマンガを連載しています。そのネームと制作過程での考えの変化などを載せていきたいなと思います。 今回は育児あるある話。 ①自分の子と人の子を比べて悩んじゃうことあるけど、目の前の子供を見たいよね、という気持ち。 ②ネットの情報に振り回されないで信頼出来る情報だけ耳に入れようね、という気持ち。 この2つを考えながら描きました。 編集さんと話した結果、コマ数も少ないしテーマを絞ろうということになりました。「①」の気持ちだけに集